サーマクール手順

サーマクールの手順

  1. カウンセリング〜診察(30分〜1時間)
    カウンセリングと医師と診察で、あなたのお肌にサーマクールが適しているか、どのような効果が期待できるか、またどのようなリスクがあるかなどの説明を受けます。
    サーマクールは、当日にカウンセリング〜施術まで可能ですが、事前にカウンセリングを受けた上で、施術を検討されることをおすすめします。
  2. 洗顔・クレンジング(10分〜15分)
    メイクや汚れ、皮脂をしっかりと落とします。
    また、サーマクールは電気を使用する治療なので、ここで身に着けているアクセサリー類(ピアス、ネックレス、時計etc..)の貴金属もはずします。
    術前の写真撮影があります

 

 3.準備(5分)
   リターンパッドと呼ばれる金属の板を、わき腹のあたりに装着し、ベッドに寝て

   いただきます。      

 4.テスト照射(数分)
   まずはテスト照射を行います。個人の皮膚の電気抵抗値をサーマクールに内蔵さ      

   れたコンピュータが解析し、肌質に合わせてチューニングします。

 

 5.照射(30分〜1時間)
   期待できる効果を考慮した照射方法で治療を行います。まず、治療部位にRFの通  

   電を良くするジェルを塗布し、1Shotずつ丁寧にRFを照射していきます。
   施術時間は、治療部位やチップの種類により異なりますが、約30分〜1時間ほど   

   かかります。

   施術直後の写真撮影があります。

 

 6.洗顔・メイク
   施術後は洗顔をし、保湿・UVケアを行います。
   サーマクールはノーダウンタイムなので、術後すぐメイクををして帰れます。

   以上が、サーマクールの施術の手順です。来院からお帰りまで、通常約2〜3時間    

   ほどかかります。

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サーマクール 部位別効果

目の周囲(1)

「上まぶたが下がってきて二重まぶたがはっきりしなくなってきた。」「目の下のたるみが気になっている。」と、お悩みの方も多いと思います。

が重要になります。例えば前者の場合は全面に1〜2回照射後、上まぶたの引き上げを狙ってひたいにマルチパスを行います。これにより眉の上から、ひたいが矢印方向にリフトアップすることで上まぶたが持ち上がります。

目の下のたるみが気になる場合、通常のチップで直接患部に照射することは困難ですが、少し下側にマルチパスすることで、皮膚が矢印方向に引っ張られ、たるみが目立ちにくくなるのです。
ただし、サーマクール(に限ったことではないですが)では、目元のたるみを完全になくすことはできません。あくまで施術前よりも目立ちにくくなるとお考えください。

この照射方法を組み合わせ、上まぶたと目元を上下に引っ張る効果によって、目をぱっちりと大きくみせることも可能です。
サーマクールは、患部の直上に照射するだけではありません。アンカリングポイントを有効に活用して、お悩みの部位を改善する方法があるのです。

目の周囲(2)

また、2006年4月に開発された目元専用の0.25cm²チップを使用する方法もあります。
チップは通常のチップよりも照射面積が小さく(0.5cm×0.5cm)、RFの到達深度も1.0mmと浅いことから別名シャローチップ(Shallow Tip)とも呼ばれています。シャローチップを使用すれば、これまで困難とされてきた皮膚の薄い眼窩の内側(眼のくぼみの骨のない部分)への照射が可能となり、目の周囲の腫れぼったさや・質感・色調・滑らかさを改善し、小じわとカラスの足跡が改善していきます。

シャローチップによる治療方法は「Eyes by Thermage」 と呼ばれています。

ほうれい線〜マリオネットライン

ほうれい線(鼻唇溝)やマリオネットライン(口角からあごにかけて斜めに出る溝)のたるみの改善には、サーマクールは効果的です。

施術部位全体に1〜2回照射後、アンカリングポイントへ向け平面的(X-Y軸)にリフトアップ効果を図ったマルチパスを行います。これにより皮膚が矢印方向に引き上がり、深い溝となったほうれい線やマリオネットラインが浅くなります。
続いて今度は、ほうれい線やマリオネットラインの直上よりもやや外側、つまり盛り上がっている部分を抑えるように、皮膚の垂直方向(Z軸)の収縮を狙ってマルチパスを行います。たるみによって生じたふくらみを抑えることで、ほうれい線やマリオネットラインが目立ちにくくなるのです。

おすすめは全顔照射

あくまでサーマクールは全顔(顔全体)の照射をおすすめします。サーマクールには、スキンケア効果もあります。まず全顔への照射で、肌質の改善と顔全体のバランスを図ったリフトアップを行い、マルチパスで特にお悩みの部位を改善するといいでしょう。

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サーマクールマルチパス

サーマクールの照射技術は日進月歩

 ここでは「マルチパス・アルゴリズム(Multi-Pass Tx Algorithm)」を基にした、サーマクールの基本的な照射方法について説明します。

マルチパス・アルゴリズムについて

マルチパス・アルゴリズムは、施術部位すべてを複数回照射するのではなく、重要な部分を重点的に照射するというものです。プロセスは以下の3ステップで構成されています。

Step1 施術部位全面に照射(Initial Pass)

まずは施術部位全体に1〜2回くまなく照射します(紫色部分)。広範囲を照射することにより全体の面積を2次元的に収縮させ、全面にわたりコラーゲンの造成や過剰な皮脂分泌の抑制を行い、肌質を改善します。
顔の面積により個人差がありますが、全顔くまなく1回照射すると通常100Shot使用されます。

Step2 アンカリングポイントにベクトル照射(Additional Passes)

上まぶたや眉の引き上げや、ほうれい線・マリオネットライン(口角からあごにかけて斜めに出る溝)の改善のため、患者に合わせてアンカリング・ポイント(より強い収縮を目的とするベクトル)へ帯状にマルチパス(複数回照射)を行います。
同一部位に重ねて照射するため、Step1よりも若干出力レベルを下げて行います。

Step3 Z軸(垂直方向)への収縮を狙った照射(Final Passes)

ほうれい線からマリオネットラインに沿ったふくらみや、あごの下などのたるんでふくらんだ部分の脂肪層を立体的に収縮させるために、赤色部分にさらに1〜2回マルチパスしボリュームダウンをはかります。Step1,2は、たるみに対し平面(X-Y軸)的作用であったのに比べ、Step3では3次元(Z軸)アプローチで一段と高いタイトニング効果が得られます。

マルチパス・アルゴリズムに沿った照射を行うと、トータルで300〜400Shot 3回のマルチパスが目安となります。

マルチパス・アルゴリズムのポイント

以上がマルチパス・アルゴリズムの基本的な流れですが、この中でも、患者それぞれのアンカリングポイントをいかに効果的に見つけ出し、的確なベクトルへ照射ができるかということが重要なポイントになります。
これは皮膚組織構造に精通した者が、施術前に患部を触診するなどして、リフトアップに最も有効なアンカリングポイントを探し出すことで可能になります。よって、施術者は医師であることが肝心なのです。

 

サーマクールの照射法は進歩しています

最初はシングルパス

サーマクールが日本に導入された頃は、まだ症例数も少なくチップも150Shotのスタンダードチップしかなかったため、施術方法は顔全体に1回照射(シングルパス)して終了でした。また、リスクに対しても未知な部分が多かったため、同一部位に2回以上照射することは危険とされていました。

この方法でもある程度の実績は出していましたが、現在よりも患者の満足度は低く、また1回でより効果を引き出そうとするあまり、出力レベルが高くなり、結果として痛みも大きく腫れが生じる割合も高いものでした。当時は、サーマクールといえば「とても痛くて腫れる治療」と評判でした。

サーマクールの革命

2004年4月、サーマクールに革命的な出来事が起こりました。300Shotスタンダードチップの登場です。
米国では症例を重ねた結果、1回だけ照射(シングルパス)するよりも、顔全体に照射後、リフトアップに有効な箇所(アンカリングポイント)に複数回照射(マルチパス)した方が、懸念されていた副作用の報告もなく、より効果も高められるという実績が出たのです。
これにより、Shotが2倍に増加した新しいチップが開発されました。

シングルパスからマルチパスへ

この新しい照射技術は、施術者には衝撃的でした。これまで直近での2回以上の照射はタブーとされてきたものが、強く推奨されることになったからです。
この技術理論は、「マルチパス・アルゴリズム(Multi-Pass Tx Algorithm)」と呼ばれ、今日の照射技術の根幹となっています。

マルチパス・アルゴリズムによって、サーマクールの効果や満足度が一段と向上しました。しかし一方では、Shot数の倍増により施術時間が長くなることで、患者の負担も増えてしまいました。
そこで今度は、1Shotの照射時間が短いファストチップや照射面積の大きなビッグファストチップの登場となるのです。(ビッグ)ファストチップの導入で、施術時間も短縮されました。

は、1回の出力レベルを従来より低く設定します。右表のように、出力レベルを低くしてもマルチパスを行う方が、高い出力レベルでのシングルパスよりもコラーゲンの収縮が大きいというデータがあります。

出力を抑えることで、痛みも若干緩和されます。患者の負担も軽減し、これまでの「とても痛くて腫れる治療」というマイナスイメージも解消されてきました。

Shot数はどんどん増加していきます。これまでのスタンダードチップは300Shotまでだったため、アンカリングポイントへのマルチパスは多くても3回程度でしたが、今日では5回のマルチパスも可能です。
ちなみに600Shotの3.0cm²チップなら、1.0cm²のチップ1,800Shot分に相当します。(もちろんたくさん照射すればいいと言うわけではありませんが...)
当院では3.0cm2チップを用いております。

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サーマクールのチップ

サーマクールチップの種類

(ThermaCool TC System)の先端には、「トリートメントチップ(Therma Tip)」という交換可能な部品が取り付けられています。トリートメントチップは治療部位に直接接触し、肌にRFを流すという非常に重要な役割を担っています。
トリートメントチップは数多くの種類があります。

まず、1Shotの照射時間で大きく2つに分類されます。1Shotに、1.0秒冷却・2.3秒RF照射・0.7秒冷却と約5.3秒間かかるのがスタンダードチップといいます。ファストチップとは、約1.9秒間で冷却とRF照射をほぼ同時に行うチップのことです。

1Shotの照射面積にも種類があり、0.25cm²・1.0cm²・1.5cm²・3.0cm²と4つに分類されます。

また、サーマクールのチップは非常に繊細な部品で耐久性が低いため、照射できるShot数が決められています。チップは消耗品であり、通常は患者1人に対して、衛生面も考慮してチップ1個を使いきります。現在は用途に合わせて100〜600Shotまで照射が可能です。

種類 スタンダード ファスト
面積 1.0cm² 0.25cm² 1.0cm² 1.5cm² 3.0cm²
Shot 150・300 100 150・450 200・300
450・600
100・200・300
400・500・600

このように、照射時間や面積、Shot数によりさまざまなチップが存在しますが、0.25cm²チップを除き1Shotに対する効果はどれも同じです。
(0.25cm²チップは目元専用のため、他のチップよりRFが浅い層に作用します。)

サーマクールチップの変遷

のチップは、これまで数々の改良が重ねられてきました。
サーマクールが日本に導入され始めた頃(2003年)は、150Shotのスタンダードチップしかありませんでした。
2004年4月に、Shot数が2倍になった300Shotのスタンダードチップが導入されました。このチップの登場はサーマクールにとって革命的な出来事で、後述しますがこのチップにより、サーマクールの照射技術がガラリと変わったのです。
ちなみに、サーマクール認定医の資格もこの頃から取得可能になりました。

照射時間の短い1.0cm²ファストチップ(150・450Shot)が導入され、Shot数がこれまでの1.5倍になっにもかかわらず、施術時間が短縮されました。 3cmTip_LoRes.jpg

2005年には照射面積が1.5cm²と大きくなったチップ(ビッグファストチップ)が導入されました。
従来の照射スポットは、1.0cm×1.0cmの正方形だったのに対し、このビッグファストチップは1.2cm×1.2cmの大きさでの照射が可能とになります。

そして 2006年1月にはついに3.0cm²(1.7cm×1.7cm)という、従来では考えられなかったほど大きなチップも登場しています。( 右写真)

 

 さらに同年4月には、逆に小さな0.25cm²チップ(0.5cm×0.5cm)が開発されました。このチップにより、これまで困難とされてきた上まぶたへの照射が可能となります。 0.25cmTip_HiResee.jpg(右下写真)

 

このように、サーマクールのチップは改良を重ね、より短時間でより多くの照射が可能となりました。それに伴い施術する側のテクニックも着実に進歩してきたのです。

サーマクール認定医

サーマクールには2種類あります

サーマクールは現在(2009年)、日本全国約100ヶ所以上のクリニックで導入されていますが、サーマクールの機械には2種類あります。ThermaCool TC Systemと2007年以降にバージョンアップされたThermaCool NXT Systemです。TC SystemよりNXT Systemがはるかに優れていますのでNXT Systemでの施術がお勧めできます。

それならば、NXT Systemであればどこのクリニックでサーマクールを受けても差はないのでしょうか?と聞かれると、答えは「No!」です。サーマクールは、施術者(医師)の照射技術で効果に違いが出てきます。 特に最近の傾向としてマルチパステクニックが主流ですから、マルチパステクニックをどこまで駆使できるかによって結果に違いが出るのです。

サーマクールは医師が行う

サーマクールの効果をより高く引き出すめには、照射テクニックもさることながら、施術者がまず皮膚組織や構造について熟知している必要があります。患者の方1人1人の肌質を的確に把握した上で、照射方法が決定されます。

サーマクールはコンピューターで制御されていますので、医師以外の施術者が行おうと思えばできるでしょう。しかし皮膚に関してあまり精通していないと、画一的な照射方法で終わってしまうため、効果はあまり期待できないばかりかリスクが増える原因になりかねません。つまり施術者は医師であるべきなのです。

サーマクール認定医

サーマクールには認定医制度があります。この制度は、サーマクールの製造メーカーである米国Thermage社が設けたもので、指定されたカリキュラムを修了した医師にのみ右の認定証書が手渡されます。

サーマクール認定医になるには、それほど難しいものではありません。サーマクールについてのしっかりした知識を持ち、認定審査員が立会いの元で十数症例を行って、技術的にも問題ないと判断されると認定医になります。

 サーマクール認定医は、サーマクールの知識や技術に関してある程度の水準をクリアしている医師ということです。もちろんあえてサーマクール認定医の資格を取得しない医師もいらっしゃいますし、認定医でなくても医師であれば施術は可能です。
ただ、クリニックを選択する時に、サーマクール認定医かどうかは1つの目安になるかと思います。

 わたくしも、もちろんサーマクール認定医の資格は持っております。

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サーマクールの痛みは減りました

サーマクールと光治療の痛みの比較

これまでの光治療と異なり、皮膚のより深い層でより大きな出力で施術します。「具体的にどれくらい痛いの?」とよく聞かれますが、痛みの感じ方は千差万別で、なかなかうまく説明できません。ただ1つ言えることは、光治療とは痛みの「質」が違います。

療の痛みは、「輪ゴムで弾いたような感じ」とよく説明されます。1Shotの照射時間が短いので「パチンッ!」という感覚が皮膚に走ります。
サーマクールは、1Shotの照射時間がスタンダードチップで約6秒、ファストチップで約2秒(と光治療と比べ長いので、パチンという痛みではありません。感覚としては、細く熱いものが徐々に「グイッ!」と入ってくる感じです。例えばファストチップの場合だと、2秒の間に「あったかい〜熱い〜痛い!」と感じます。2秒間ずっと痛いというわけではありません。

照射部位によっても痛みの度合いが異なります。ほほのあたりは皮膚が厚いためあまり痛くないのですが、フェイスラインやこめかみなど皮膚が薄く敏感な部位は、出力レベルを下げても多少痛みがあります。

痛みは判断材料の1つ

肌質や部位を見ながら、そこに自らの症例経験を合わせて出力レベルを決定しますが、その判断材料の1つに患者が申告する痛みの度合いも含まれるのです。多くのクリニックでは、右表のように痛みの度合いを数字で患者に言ってもらうことで、コミュニケーションをとっています。
痛みを訊きながら出力レベルを調整していきますので、我慢することはありません。正直に医師に伝えることが、適正な出力レベルを見出す手助けとなるのです。

痛みは正直に申告すべき

それでも中には、「痛みを我慢してでも高い出力で受けた方が、効果も絶対高いはず。」と考える方がいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
もちろん痛みには人それぞれ耐性が異なります。痛みに強い方弱い方いらっしゃいますが、それでも「我慢できないほどの痛み」というのは、皮膚が「限界だぁ!助けてくれぇ!」と悲鳴をあげている信号です。

痛みを正直に申告し、施術中でも医師としっかりコミュニケーションを図ることが、サーマクールでは必須です。適正レベルで適切にサーマクールを施術することで、効果を最大限に引き出しリスクを最小限に抑えることが可能なのです。

サーマクールは多少痛みがありますが、「あまりに痛かったので途中で施術を中断して帰って来ました。」という方は、今までいらっしゃいません。何度も言いますが、痛みは決して我慢することはありませんのでご安心ください。

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サーマクールの副作用は?

リスクのない治療はない

すべての医療行為には合併症や副作用などのリスクはつきものです。医療行為に限らず、例えば市販されている風邪薬にも同梱の取扱い説明書に、副作用についての但し書きが記述されています。
サーマクールも例外ではありません。サーマクールは美容医療の中でもリスクはかなり低い治療法ですが、それでも合併症や副作用がまったくないわけではありません。

これから、サーマクールで考えられる可能性としてのリスクを挙げていきますので、サーマクールをご希望される方以下の内容をご理解いただき、またクリニックでしっかり説明を受けた上で、施術をご検討いただければと思います。

サーマクールのリスクについて

赤み
サーマクールのリスクとしてまず挙げられるのが、施術後に赤みが出るということです。施術部位が熱を持っていますので、表面がヒリヒリと痛いわけではないですが、ほっぺたなどがほんのり赤くなる方がいらっしゃいます。割合としては50%くらいでしょうか?
赤みが出た場合でも、ほとんどの方は数時間〜1日で治まります。またサーマクールの場合は、ノーダウンタイムなので施術後すぐメイクでカバーができます。

腫れ
腫れた感じがする場合があります。肌の内側(特にエラのあたり)から、痛くはないけど何かジンジンする感覚を持つ方がいらっしゃいます。
これもサーマクールの熱による影響なので、数日〜1週間で治まります。どうしても気になる場合は、水で濡らしたタオルなどで熱感がある部位をクーリングすると良いでしょう。氷などで冷やしたタオルはあまりおすすめしません。熱によるコラーゲンの変性を妨げる可能性があるからです。
まれに、他人に指摘されるほど腫れたケースもあります。この場合の対策も、やはりクーリングしかないのですが、約10日ほどで必ず治まります。

水泡、色素沈着
本当にごく稀ですが、水泡形成(水ぶくれ)や軽いヤケドによる色素沈着(薄いしみが残る)の症例報告もあります。サーマクールのRFは、皮膚の深い部分で作用し、黒い色にも反応ないのですが(参照)、出力レベルや照射の仕方によって、可能性が0ではないという程度で起こります。

水泡は数日で治まりますが、色素沈着は消失するまで約3〜6ヶ月かかります。その間は薄いしみですので、メイクでカバーができると思います。クリニックによっては、薬剤を処方する場合もあります。

サーマクールには、以上のようなリスクがありますが、正しい照射方法で行う限り起こりうるリスクは、どれも一過性のもので一生残るというものはまず考えられないでしょう。
私が今まで行ったサーマクールによる治療症例では水泡・色素沈着の副作用が起きたことは1件もありません。

サーマクールの効果の差はなぜ出るか?

サーマクールの適応・不適応

 サーマクールでは、効果の出方がどの部分で左右されるのでしょう?
サーマクールはコラーゲンを自分で造りだす作用を促進させる治療法です。よって、ご自身の代謝能力が大きな要因と考えられます。
 たるみも軽度であればサーマクール効果は期待できると考えられます。サーマクールで最も効果が出やすいのは、30歳代〜50歳代前半です。この年齢層は一般的に代謝能力もあり、たるみも気になり始めた頃で、サーマクールは有効であると言えるでしょう。 

 それでは、20歳代ではどうでしょう。当然、代謝能力も30歳〜より十分にあると考えられるので、効果も高いはずですが、いかんせんたるみがほとんどありません。よって効果が見えづらいため、満足度が低いのです。
 といって、20歳代の方にはサーマクールが不適応というわけではありません。サーマクールは肌質改善や、にきび・にきび跡、小顔にも高い効果がありますので、実際20歳代の方も数多く受けられています。

白人と東洋人について

もう1つ、サーマクールの効果が左右される要因として、皮膚の厚さ(硬さ)に関係があるとされています。
サーマクールは、白人の方が日本人(東洋人)より効果が出やすいとよく言われまが、これは皮膚組織の構造が異なるためです。

白人の皮膚は、筋膜との結合組織の密度が低く柔らかいため、コラーゲン繊維が収縮するとタイトニング効果が目に見えて現れる事が多いとされています。それに対し日本人の場合は、一般的に結合組織の密度が高く筋膜にしっかり固定されているので、皮膚が硬く引き締め効果が得られにくい可能性があるのです。

効果を実感しにくい方とは

一番サーマクールの効果を実感しにくい方がいます。それは、施術を受けられた本人だと思います。
サーマクールは、時間をかけてゆっくり肌の内側から改善していく治療法です。そのため、毎日鏡を見る機会の多いご本人や、毎日顔を合わせている身内の方などには、効果がわかりづらいかもしれません。
実際、ご主人に内緒でサーマクールを受け、何か指摘されるかもしれないとドキドキしながら家に帰っても、拍子抜けだったという話をよく聞きます。
そのかわり、数週間ぶりに会う友達などには、「痩せたね。どうしたの?」とか「肌がきれいになったね。」と言われることが多くなります。

ちょうどお子様の成長と一緒だとお考えください。毎日顔を合わせているとあまり気づかないものですが、たまに遊びに来た親族の方が「大きくなったね〜!」と感心することがよくあります。

サーマクールの効果も同じイメージです。これは、ある意味サーマクールの大きなメリットだと思います。外科手術などのように、ある日突然劇的に変化するのでなく、自然な形で徐々に改善していきますので、あせらずゆっくりと効果が出るのをお待ちください。

個人差はどうしても生じる

以上のような理由から、サーマクールはどうしても効果に個人差が出てしまうものです。サーマクールを受けられた方全員に、同じだけ効果が出ればいいのですが、外科手術のように直接的な治療法とは異なるため、どんな名医が施術してもやはり個人差が生じてしまうことはご理解ください。

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サーマクールの効果

サーマクール効果の種類

サーマクールには、次のような効果があります。

  • たるみ・小じわの改善(リフトアップ)
  • 毛穴の開き
  • にきび・にきび跡の改善
  • 肌質改善(スキンケア)
  • 小顔効果

まず、熱によるコラーゲンの収縮と増成により、リフトアップすることでたるみや小じわが改善します。部位ごとの効果は以下のとおり。

ひたい しわが薄くなるだけでなく、上まぶたも引き上げる効果があります。
目元の照射との組み合わせで、目が大きくパッチリと見えます。 
目元

専用のチップで、上まぶたを引き上げ二重のラインがはっきりします。 

ほほ 目の下のたるみやほうれい線・マリオネットラインが改善されます。 
二重顎や首のしわやたるみに効果があります。 

もちろん、たるみやしわが完全に消失するわけではありません。あくまで目立ちにくくなるという状態になります。

も縮小しますので、たるみとともに下方に引っ張られ縦長になった毛穴の開きも引き締め、目立ちにくくします。
コラーゲンの増成によりにきび跡も改善します。これも完全につるつるになるわけではありません。深いにきび跡が浅くなり、目立ちにくくなります。

また、にきびの原因であるアクネ菌を殺菌する作用もあります。 
肌質も新しいコラーゲンが増えることで改善され、きめが細かく化粧のノリも良くなります。

小顔効果についてですが、実はサーマクールが導入された当初は、クリニックや製造メーカーサイドではそれほど考えていませんでした。しかし、実際サーマクールを受けた患者の方から「顔が小さく見られるようになった。」「体重は変化していないのに『痩せたね』ってよく言われる。」という声が多くあり、非常に大きな反響を得たのです。 

このように、サーマクールにはいろいろな効果があるのですが、やはり効果の出方には個人差がでてしまいます。

サーマクールの持続力

効果の持続について

 サーマクールの効果は、個人差があるものの約1〜4ヶ月かけて表れはじめます。その後約3〜6ヶ月間、コラーゲンのの増成とともに、徐々にたるみや小じわが改善されリフトアップし続けます。そして創傷治癒反応が収まると改善も止まります。
それでは、改善が止まると肌はどうなるのでしょう?急激にまた老化して、元に戻ってしまうのでしょうか?

 ヒアルロン酸などのフィラー注入や、ボツリヌス毒素(ボトックス)などの場合は、注入後比較的早く効果が出ますが、身体の外側から注入した物質なので、数ヶ月で分解・吸収され結局元に戻ってしまいます。(半永久的に効果が持続すると謳ってあるヒアルロン酸もありますが、化学物質が混入してあり、異物として皮内に残存するのでおすすめしません。)

 サーマクールは、外側からでなく身体の内側から自己のコラーゲンが増えていきますので、これがある日を境に急激に無くなることはありません。改善が止まった後は、加齢とともに肌も自然な老化が始まります。
これは、前頁「で述べた「応急処置」と「根本的処置」の考え方に関連します。応急処置は効果の出方も早いが元に戻るのも早く、根本的処置は身体の内側が時間をかけて変化するため効果もゆっくりですが、その分変化したものが急激に元に戻ることはないのです。

効果を持続させるためには

 とはいっても、「サーマクールを受けたからもう大丈夫。肌が若返るんだから、これから何やってもOK!」というわけではありません。油断して紫外線をバンバン浴びるような生活をしたり、不規則な生活でメイクしたまま眠ってしまったりしていたら、やはり肌の老化はどんどん進みます。
サーマクールに限らないことですが、術後のケアは大変重要なポイントです。アフターケアをしっかり意識するかしないかで大きく差がつきます。
具体的には、前述したたるみ・しわの原因となる

  • 紫外線によるダメージ
  • 皮膚の乾燥
  • ストレス など

に注意を払うだけでも肌の老化を遅らせ、効果を持続させることができるのです。

医療と生活習慣の改善

 少し余談になりますが、例えば風邪をひいたとき、病院で注射を打ったり処方された薬を飲で治そうとしますが、実は注射や薬だけで風邪は治ったわけではないのです。 皆さんは風邪を治すために生活習慣をしっかり変えていると思います。
家に帰って温かい格好をしたり、栄養の摂れる食事をしたり、お風呂に入らないようにしたり、寝汗をかいたらすぐ下着を着替えたり..と、生活習慣を意識して改善されています。この生活習慣の改善と、注射や薬との相乗効果で風邪が治るのです。これは、すべての医療(特に根本的な治療)に共通して言えることです。

もちろんサーマクールも例外ではありません。特にサーマクール含め美容医療のほとんどは保険適用外ですので、治療費も決して安くありません。
「せっかく高いお金を出してサーマクールを受けたけど、全然効果が出なかった。」と言われる方も中にはいらっしゃいます。照射技術や肌質などいろいろな原因が考えられますが、サーマクールを受けたことで安心して、生活習慣にあまり意識が及ばなかったケースも考えられます。

 紫外線対策にサンスクリーンを塗ったり、しっかり保湿をしたり、ストレスをうまくリセットする方法を見つけたり..
サーマクールを希望される場合は、施術後の生活習慣もしっかり意識されることをおすすめします。

コラーゲンの摂取について

よくある質問の中に「コラーゲンをたくさん摂取するとサーマクールの効果も持続しますか?」というのがあります。確かにサーマクールの原理から考えると、コラーゲンを摂取することが相乗効果につながると思ってしまいがちです。

世の中には、アンチエイジング(若返り)を宣伝文句とした、コラーゲンを含有した健康食品や基礎化粧品が氾濫しています。しかし、これらが皮内のコラーゲンを補充できるかと訊かれると、残念ながら現在のところ科学的なエビデンス(根拠)はないと言わざるを得ません。

 コラーゲンは、内服しても体内でアミノ酸にまで分解・吸収されてしまいます。これら吸収されたアミノ酸は必ずしも皮膚のコラーゲンに再構成されるとは限りません。
また塗布した場合も、コラーゲン自体の分子量が大きく表皮にとどまってしまいます。よって保湿は可能ですが、直接真皮への補充ににはならないのです。保湿のためならワセリンなどの方が効果が期待できます。
決して、コラーゲンをサプリメントや化粧品などで、積極的に取り入れることがムダとは言いませんが、それよりも大事なことは、増成により再構築されたコラーゲンを「壊さない」ように心がけることだと思います。

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たるみの原因

サーマクールの効果は2段階

サーマクールのRF(ラジオ波)は、皮膚の深さ約2.5mm付近までまっすぐ届き、その電気抵抗により60℃前後の熱が発生します。(熱影響は約5mm付近まで及びます。)
皮膚表面は、最低マイナス26℃のガスによる冷却スプレーで損傷を防ぎます。クライオスプレー2.jpg
RFによる熱により、真皮層のコラーゲンが5〜10%収縮します。(その下部にある皮下脂肪も収縮します。)

ここで、サーマクールの第1段階目の効果が表れます。

 サーマクールは、実は2段階に分けて効果が表れるのですが、まずはコラーゲン収縮(や脂肪の収縮)により、皮膚が引き締まってつるつるした感覚があります。

 

写真は、サーマクールを顔の右半分だけ照射した直後のものです。口角(唇の両脇の部分)を比較してもわかるように、この患者はサーマクールの即時効果が顕著にあらわれています。サーマクール 半分治療写真.jpg
効果が比較的早く出る方では、施術後お帰りになる時に実感される場合もありますが、通常は術後約2日以内に、このような感覚があると言われています。

サーマクールと創傷治癒

1段階目の効果は一時的なもので、数週間かけて徐々に元に戻りますが、これとオーバーラップして、サーマクール本来の効果である2段階目の効果が表れてきます。
それは収縮したコラーゲンが、時間をかけてどんどん大量に増成していくという作用です。

 皮膚には「創傷治癒」という働きがあります。読んで字のごとく創られた傷を治癒するという意味で、自己治癒能力から自然に起こっていくものなのです。
その創傷治癒のプロセスで、まず線維芽細胞が呼び寄せられコラーゲンが増成します。次に増成したコラーゲンに支えられて毛細血管が発達していきます。そこへ流れ込む新鮮な血液が線維芽細胞に栄養や酸素を供給することで、また更にコラーゲンの増成をうながすという、自己増殖のサイクルが行われるのです。

 サーマクールは、この創傷治癒反応をRFによって促進させます。つまり、熱により変性したコラーゲンが修復される過程で、繊維芽細胞から過剰に新しいコラーゲンが増成され、古いコラーゲンと置き換わります。それも施術前よりも多くコラーゲンがつくられますので、肌にハリが戻り徐々にリフトアップしていきます。

サーマクールとアンチエイジング(若返り)

最近、巷ではアンチエイジング(若返り) という言葉が浸透しています。よく化粧品などの宣伝文句に、「これで10歳若返る。」「マイナス5歳を手に入れるアンチエイジング。」とかよく見かけます。
サーマクールもアンチエイジングがテーマの治療法ですが、医療行為ですのでもちろん具体的に「○○歳若返る!」などとは言えません。

サーマクールは少し乱暴な言い方をすれば、今以上に新しいコラーゲンを、それも過剰に増やすことで肌を若返らせる治療法です。もし一例ととして、サーマクールによって肌が10歳若返るとしましたら、「コラーゲンが10歳前の量に戻った」という考え方になります。

人間の身体は加齢とともに、細胞が減少していきます。脳細胞も減少します。同様に、コラーゲンも減少していきます。
サーマクールは、そのコラーゲンをどんどん増やして肌の老化を「逆戻り」させることが可能です。よって早めのケアで「老化予防」として受けることもできるのです。

サーマクールのメリット・デメリット

サーマクールにもデメリットがあります。それは、2段階目の効果が見え始めるのに時間がかかるということです。1段階目の即時効果は比較的早く表れるのですが、本来の効果は創傷治癒によるコラーゲン増成が、皮膚の奥深くでゆっくりと進んでるので、実感し始めるのに約1〜4ヶ月かかります。約2ヶ月半〜3ヶ月で効果が見え始めた方の割合が多いそうです。

光治療では、効果は数日で見え始めます。それは、皮膚の浅い部分で作用してますので、早く効果が出やすいのです。
その代わり、数回通院して治療を重ねなければなりません。フォトフェイシャルで通常3週間おきに6回、それ以外のレーザー含む光治療も5回〜10回以上の治療が必要となります。理由は、短い波長で弱い出力の光を、少しづつ照射する治療方法のためです。

 サーマクールは、本来の効果が表れ始めるのに多少時間がかかりますが、皮膚の奥深くでしっかり作用してます。

これがサーマクールの原理です。サーマクールは光とは異なるRFで、コラーゲンや脂肪を収縮させる即時効果と、創傷治癒によるコラーゲン増成という2つの効果で、アンチエイジングを実現する医療機器です。

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コラーゲンとしわ・たるみの関係

たるみ・しわとコラーゲン

皮膚は外側から、表皮・真皮・皮下(脂肪)組織の3層構造になっていますが、このうちたるみやしわの原因となる皮膚の老化に直接かかわる真皮層について解説します。
真皮層は、そのほとんどが膠原繊維、つまりコラーゲンというタンパク成分からできています。コラーゲンは、真皮の中を網目状にびっしり張りめぐっており、さらに弾力性にに富んだ弾性繊維(エラスチン)や、網目状の繊維の間を満たしているヒアルロン酸などのムコ多糖類と混在して、皮膚をしっかりと支えています。

皮膚の老化は、そのコラーゲンが壊れ減少することで発現しますが、 理由として以下のものが挙げられます。

  • 加齢による繊維芽細胞(コラーゲンをつくる元となる細胞)の衰退
  • 紫外線によるダメージ
  • 皮膚の乾燥
  • ストレスなどによる活性酸素の影響 など

10代〜20代前半では、紫外線などでたとえコラーゲンが壊れても、繊維芽細胞が次々と新しいコラーゲンを再生するので、肌に弾力があり、たるみやしわもほとんど起こりません。
しかし、 年齢を重ねるごとに繊維芽細胞が衰退すると、どうしてもコラーゲンが古くなり痩せて減少してしまいます。そうなると皮膚を支えきれなくなり、ハリや潤いを失って重力に負けてたるんでしまうのです。

では、その古く痩せて減少したコラーゲンに、サーマクールはどんな働きをもたらすのでしょう

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RFとは

ポラリスやオーロラについて

サーマクール以外にも、RFを照射してたるみや小じわを改善する医療機器があります。その中で代表的なものに「ポラリス(Polaris WR)」や、「オーロラ(Aurora SR)」があります。オーロラは「フォトRF」とも呼ばれています。

サーマクールとの違いは、ELOS(Electro-Optical Synergy)という独自の技術により、RFだけでなく光線も照射ができる点です。ポラリスはダイオードレーザー、オーロラはA.P.L.(Advansed Pulse Light) がRFと同時に照射されます。

サーマクールとポラリスを比較

ダイオードレーザーや光が同時に照射されると聞くと、RF単体のサーマクールより効果が期待できそうですが、サーマクールにはポラリスやオーロラにはない圧倒的なアドバンテージがあります。それは出力エネルギーです。

サーマクールは、前頁のとおり、約100〜140Jの出力エネルギーで施術します。これに対しポラリスは最大で34J、オーロラは同等以下(資料不足)です。
ポラリスを説明したサイトには、「出力エネルギーは最大100ジュール」とよく書かれていますが、これは100Jではなく100J/cm³という意味です。つまり一辺1.0cmの立方体に対するエネルギーが100Jであり、この計算方法でいくとサーマクールでの122Jは205J/cm³となります

 

なんだかややこしくなりましたが、簡単に言ってしまえばポラリスやオーロラは、サーマクールより弱い出力のRFが照射されるということです。弱い出力ということは、やはり皮膚の浅い層での作用です。ポラリスで約1.5mmの深さに最も作用します。
「皮膚の浅い層に弱い出力」ということは、これまた光治療と同様、1回ではなかなか効果が期待できません。数回の治療を重ねることが必要になります。(

治療名 サーマクール ポラリス フォトフェイシャル
照射 RF RF+ダイオード I.P.L.
効果
出力 100〜140J 最大34J 20〜30J
深さ 2.5〜3.0mm 1.5mm前後 1.0〜1.5mm
回数 1〜2回 5〜6回 5〜6回
痛み 痛い あまり痛くない あまり痛くない

以上のことから、ポラリスやオーロラはサーマクールと光治療の中間あたりか、むしろ治療プロセスや効果の出方から考えると、光治療に近いポジションであると考えられます

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しみ・そばかす サーマクール

光治療で使用する「光」とは

サーマクールと光治療の違いについて説明する前に、光治療とはどういったものなのか簡単に述べていきます。

とは名前のとおり、治療部位に光を照射して改善する治療法です。その「光」はさまざまな定義によって表されます。
1つは「波長」です。たとえばフォトフェイシャルの場合、IPL®(Intense Pulsed Light)を使用していますが、これは約560nm(ナノメートル)〜1,200nmの幅を持った波長の光という意味です。
また最近では、いろんな名前のついた医療用レーザー機器がありますが、レーザーとは単一の波長を持った「光」です。どの波長を使用するかによって、レーザーの種類が分類されます。たとえば、医療レーザー脱毛で使用するアレキサンドライトレーザーは波長が755nm、ダイオードレーザーは800nmという単一の光を使用しています。
いろいろ数字が出てきましたが、これら光の波長はとても「短い」ものとだとお考え下さい。光治療とは、非常に短い波長の光を照射する治療なのです。

もう一つ、光治療で説明しなければならないことがあります。それは「出力エネルギー」についてです。
出力エネルギーはJ(ジュール)という単位で表しますが、フォトフェイシャルで約20〜30Jとこれも非常に「弱い」出力の光を照射します。

この短い波長で弱い出力エネルギーの光は、肌の浅い部分にしか届きません。肌の厚さは、個人差がありますが約2〜2.5mm。その上から1mm前後の部分で作用します。

つまり光治療とは、「短い」波長で「弱い」出力の「光」を照射して、肌の「浅い」部分で作用する治療方法なのです。

サーマクールのRF

RFとはRadio Frequency(ラジオ波)の略称で、サーマクールはこのRFを照射することで、たるみ・しわを改善する施術なのです。

それではRFとはいったい何なのでしょう。
鼻咽喉科領域で古くから使用され、近年はがんの焼灼治療としても注目を浴びている、安全性の確立した高周波です。波長は、光とはケタが違うほど長いため、電波の一種に分類されます。つまり、サーマクールは光治療ではなく「電波治療」と表現できます。
出力も、サーマクールは100J以上、場合によっては140Jで行います。この波長の長く大きな出力のRFは、肌の中で拡散されることなく、深さ2.5mm付近まで到達します。

これが、光治療との決定的な違いです。サーマクールは、光治療よりも「長い」波長で「大きな」出力の「電気」であるRFが、皮膚の「深い」層で作用する治療方法なのです。

しみ・そばかすとサーマクール

実は、光治療にできてサーマクールにできないことがあります。それはしみ・そばかすの改善です。
これは、波長に関係があります。しみやそばかすは、メラニン色素の過剰生成が原因なのですが、メラニン色素は増えると黒い色に近づきます。光治療のほとんどは、前述のとおり約560〜1,200nmの波長を使用しますが、この波長の光は実は黒色に反応します。つまり、皮膚に入った光は黒い色(メラニン色素)に集中し、熱を発生させ破壊することで、しみやそばかすを取り除きます。

しかしサーマクールのRFはもっと長い波長であるため、黒や赤といった色を全く無視して、皮膚の奥深くまでまっすぐ到達します。よって、しみやそばかすに対しては無反応なのです。

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フラッシュ光線とサーマクールの違い

サーマクールに近い施術方法である3について考察してみます。

光線を照射してたるみ・小じわ改善をする方法では、「フォトフェイシャル(PhotoFacial®)」などが代表的なものとして挙げられます。フォトフェイシャルの他にも色々な種類のIPLやレーザー機器を使用する施術があり、一般的にこれらを総じて「光治療」と呼ばれています。(レーザーも光の一種です。)

外科手術と異なりメスを使わないので、リスクも少なく短いダウンタイムで施術が可能ですが、残念ながらたるみ・しわに対するフェイスリフトの効果が10あるとしたら、これら光治療の効果は2〜3くらいでしかないのです

照射系では最も効果が高いサーマクール

2002年に米国で発表されたサーマクールは、その後日本国内のクリニックに続々導入され、数多くの症例を重ねてきましたが、たるみ・しわへの効果は光治療の2〜3に対し、5〜6といわれています。やはり外科手術であるフェイスリフトにはかないませんが、現在の美容医療において、メスを使わない数多くの照射系治療の中で、たるみ・小じわに関してはサーマクールが最も効果の期待できる施術だといえるでしょう。

治療名 フェイスリフト サーマクール 光治療
効果
安全性
費用

それではなぜ、サーマクールは光治療と比べ効果にこれだけ差が出るのでしょう?

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しわ・たるみにはサーマクール

たるみ・しわに最も効果的な治療

年齢を重ねるごとに、気になってくる肌の悩みに「たるみ」「しわ」というものがあります。
この「たるみ」「しわ」を改善するには、これまで以下のものが考えられてきました。

  1. 外科手術をする(フェイスリフト、ミニリフトetc..)
  2. フィラーを注入する(ヒアルロン酸、コラーゲン注入etc..)
  3. 光線を照射する(IPL、レーザーetc..)
  4. 薬剤を塗布する(ピーリング、レチノインetc..)
  5. その他医療機関以外での対処法(エステ、化粧品etc..)

現在の美容医療の中でたるみやしわに最も効果的な治療法は、1の「フェイスリフト」と呼ばれる外科手術です。フェイスリフトは、皮下の表情筋や筋膜・脂肪や脂肪膜を、物理的かつ直接的に強く引っ張り上げ、たるんだ(余分な)皮膚を切除する治療なので、それだけ大きな効果が期待できます。

効果が大きい分、リスクもそれだけ大きくなります。
フェイスリフトは、外科手術なのでメスを使用します。メスを使う以上、切開しますので必ず傷痕が残ります。
ダウンタイムも長く、抜糸など含め通常の日常生活に戻れるには数週間かかります。副作用や合併症として、大きな腫れや皮下出血、医師の技量によっては顔面神経の損傷などの可能性もあります また費用も非常に高く、数十万円〜100万円以上かかる場合もあります。

応急処置と根本的処置

「メスを使うのはちょっと...」「少したるみやしわが気になり始めたばかりで、いきなり外科手術までは...」という方は数多くいらっしゃいます。何とかメスを使わないでたるみ・しわの改善を希望される場合は2〜5となりますが、今回は2の「フィラーを注入する」に注目してみます。

酸やコラーゲンなどの注入は、比較的効果も見えやすく、注入成分が純粋であれば安全性も確立した治療方法です。しかし、治療の選択肢としてサーマクールと比較した場合、決定的な違いがあります。
前者は、フィラーを注入することで一時的に手当てする、いわゆる「応急処置」だと言えます。フェイスリフトも同様の考え方です。応急処置のメリットは、患部を直接的に変化させるので、効果は治療後すぐ表れます。
一方、サーマクールは自身の持つコラーゲンが徐々に増えることで、肌質から「根本的な」改善していきますので、効果はゆっくりと表れます。

この違いは、治療方法を選択する段階で重要なポイントとなります。一時的にでも効果の早さを優先するか、時間をかけて自然な改善を望むかで方向性は変わってきます。
サーマクールに限らず、悩みに対してこの点は、医療機関で受診する場合、明確にしておくことが必須だと思います。  

サーマクールが選択される理由

以上のことから、サーマクールはこんな方におすすめです。

  • エステや化粧品だけではなかなか満足できない方
  • 外科手術に拒否反応がある方。
  • 安全性の高い施術をご希望の方。
  • 劇的な即時効果より自然な効果をご希望の方。
  • 一時的ではなく根本的なトリートメントにより、ゆっくりと着実に改善をご希望の方。

サーマクールの人気の秘密はここにあります。つまり、ある日突然劇的な効果が出るのでなく、ゆっくりと自然に美しくたるみや小じわを解消し、しかも根本的なトリートメントで、将来の自分の老化に備えた予防も可能なのです。

ちなみに、サーマクールは前述の1〜5のどれにも該当しません。照射系の治療として3の「光線を照射する」に分類されそうですが、実は全く異なるものです。

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サーマクールの歴史

サーマクールとサーメージ

サーマクールとは、米国Thermage(サーメージ)社によって研究・開発された「医療用しわ・たるみ取り治療器」で、正式名称は「ThermaCool TC System」です。つまり厳密に言うと、サーマクールというのは治療方法の名前でなく、医療機器の名称を指します。
このサーマクールを使用して、肌の表面を傷つけることなく深層部分に働きかけ、たるんだ皮膚をひきしめる美容治療法は、正確には「サーメージ治療」と呼ばれています。
しかし、今日では「サーマクール」という言葉は、「ThermaCool TC System」であると同時に「サーメージ治療」の意味としても浸透してますので、当サイトも同様にに記述します。

サーマクールの歴史

サーマクールは、米国の形成外科医Dr. Edward Knowltonにより発明されました。開発と研究に約10年を経て2002年に発表、2003年4月に行われた全米のレーザー学会にてサーマクールは高い評価を受けました。
その後サーマクールは、日本の厚生労働省にあたる米国FDA(食品医薬品局)および、カナダHPFB(健康製品食品局)から承認され、全世界50ヶ国以上ですでに190,000以上もの症例実績があります。

発表から数年で、こんなにたくさんの方がサーマクールを受けています。数ある治療方法の中でサーマクールを選択する理由はいったい何でしょう?

サーマクールって何か

サーマクールって何だろう?

サーメジ社で開発されたサーマクール(ThermaCool)は、通常の光(IPLやレーザー)治療よりもはるかに強い RF(Radio Frequency :ラジオ波)を照射する高周波治療機器。
2003年4月に行われた全米のレーザー学会にてサーマクールは絶賛され、現在も高い評価を受けています。
サーマクールは、FDA(米国食品医薬品局)およびHPFB(カナダ健康製品食品局)から承認された安全性の高い医療機器です。

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サーマクールを受けられる人

施術後の遵守事項 

サーマクールの施術後は以下の事項を遵守してください。

  1. 施術当日は飲酒しないでください。
  2. 施術当日は湯船につからないでください。
  3. 施術後しばらくは強い日差しを避け、サンスクリーンをご使用ください。

1は、お酒のお好きな人でも我慢してください。アルコールが入ると、翌日顔がパンパンにむくんでしまいます。
2について、シャワー浴は可能です。洗髪やぬるま湯で軽く洗顔もできます。
また、施術部位に熱感がある間は、お酒も適度に、お風呂も長湯してのぼせない程度に入られることをおすすめします(数日〜1週間)。熱感がなくなれば、普段どおりの生活でかまいません。

3は、サーマクールに限らずすべての肌治療のアフターケアとして必須です。サンスクリーンの他にも、日傘や帽子などで紫外線からお肌を守ってください。
紫外線は、肌にとって「百害あって一利なし」です。以前の母子手帳には、子供に日光浴を推奨する一文がありましたが、1998年に削除されました。それくらい肌にとって紫外線は大敵なのです。

もしサーマクールの施術後に、何か不安な点などがあったらすぐにクリニックにご相談ください。定期的な術後検診もおすすめします。

 

サーマクールの2回目

サーマクールは、前項にあるように通常1〜2回の施術で十分な効果が期待できます。2回目を希望した場合その間隔ですが、光治療のように数週間でというわけにはいきません。
サーマクールは、創傷治癒によるコラーゲンの再構築を促進する治療法であるため、そのプロセスが終了するまでは改善しつづけています。よって、個人差はありますが早くても約4ヶ月後〜6ヶ月後に2回目の施術されることをおすすめします。

やはり統計上、2回施術を受けた方が満足度も高くなるようです。しかし、1回目に高い効果が出たからといって2回目も同じだけの効果を期待してはいけません。あくまで上積みと思ってください。
また、3回目以降も定期的にサーマクールを受けることは理論上可能です。副作用や合併症についても問題ないとされています。

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サーマクールの注意事項

サーマクールの禁忌事項

以下の事項に該当する方は、サーマクールを受けられないとされています。

  1. 体内にペースメーカーや埋め込み式除細動器を使用している方。
  2. 骨折などが原因で、治療部位に金属プレートを埋め込んでいる方。
  3. 治療部位に感染症や、重度の皮膚疾患がある方。
  4. 糖尿病・悪性腫瘍・心疾患・出血性疾患の方。
  5. 妊娠されている方。
  6. ケロイド体質の方。
  7. 治療部位にアプトス(APTOS)、金の糸リフトを受けている方。

1は、RF照射によってペースメーカーや埋め込み式除細動器が誤作動を起こす恐れがあります。2も、RFの熱伝導によりやけどやプレートが変形する恐れがあります。3、4、5は言うまでもありません。
6は、手術後などの傷が乾いたりふさがって治ったように見えてから、数ヶ月のうちにどんどん赤く盛り上ってくる症状が出る体質のことです。ケロイド体質に関しては、ご自身では判断が難しいと思いますので、事前のカウンセリングで医師に相談すると良いでしょう。
7は、アプトス糸や金の糸がRFエネルギーや創傷治癒によって、どのような影響を及ぼすか確定されていません。実際2004年に、深刻なトラブルが起こった事例が報告されています。

当日に以下の事項に該当した場合も、サーマクールを受けられないとされています。

  1. 治療部位に傷や化膿がある方。
  2. 発熱した方。
  3. 生理中の方。
  4. 身体に取り外せないアクセサリーがある方。

1の中でにきびは例外です。にきびは逆に効果が期待できます。
2、3の場合、サーマクールが熱と痛みを伴う治療のため、身体に負担がかかってしまいます。様子を見た方が良いでしょう。
4については、ピアスなどが特殊な器具でないと外れない方が、ごくまれにいらっしゃいます。サーマクールは電気の治療なので、金属が皮膚に接触していると大変危険です。施術前にアクセサリー類はすべて外します。

 

以下の事項に該当する方は、事前に医師とよくご相談してください。

  1. 高血圧の方。
  2. アトピー性皮膚炎の方。
  3. その他、治療が必要な疾患を有している方。
  4. フェイスリフトやミニリフト、フェザーリフトなどの外科手術の経験がある方。
  5. 治療部位にプロテーゼやシリコンが入っている方。
  6. 直近に他の肌治療をされた方、または予定のある方。
    (フォトフェイシャル、レーザー、ヒアルロン酸、ボトックス、ピーリングetc..)
  7. 歯にインプラントや、歯列矯正の金具がある方。
  8. 肌がアルコールに敏感な方。

1、2、3はサーマクールが受けられない場合があります。
4は、医師の判断によりますが、治療部位や施術後の間隔が短いと受けられません。
5は、RFの熱による変形を避けるため、プロテーゼやシリコンが入っている部位を外しての施術になります。
6は、通常サーマクールの前後約1〜2週間の間隔を空けることで施術が可能です。
7は問題ないのですが、念のため医師にインプラントや金具の位置をお伝えください。詰め物は問題ありません。
8も施術に関しては問題ありませんが、術前にマーキングペーパーを転写する際、アルコールに浸しながら行います。湿疹やかぶれの心配がある方は、事前にご相談ください。

上記以外でも、不安な点があればご自身で判断せずに、すべて医師にご相談していただくことをおすすめします。

ボディーサーマとは

Body by Thermage

サーマクールは、米国Thermage社により今日も研究が進んでいます。そしてついに、サーマクールはフェイストリートメントのみにとどまることなく、大きな飛躍を遂げました

2006年1月、サーマクールがオフフェイス(腹部・腕・大腿部etc..)の施術について米国FDAの認可を取得しました。サーマクールが顔だけでなく、ボディへのトリートメントにも有効であると認められたのです。

Thermage社は、この新しい治療方法を現行の「Face by Thermage」に対し、「Body by Thermage」と名づけ、新たなブランド展開を行っています。
「Body by Thermage」では、 これまでのトリートメントチップが使用可能で、特に3.0cm²チップは照射面積も広いため、効率や痛みの点で適していると言われています。

 

顔以外のたるみも気になるところです  今までは治療法は手術で余った皮膚を切り取るぐらいしかなかったのですが  ボディーサーマ(体用ラジオ波治療)が開発されました

これを使いますと 二の腕のたるみや お腹のたるみ・しわの治療ができます

    

   ボディーサーマ(体用ラジオ波)による二の腕のたるみ治療写真

(こちらの写真はthermage社の提供になります)○14ボディーサーマクール2.jpg

二の腕のたるみ 治療前     二の腕のたるみ 治療後

 

 

   ボディーサーマ(体用ラジオ波)によるお腹のたるみ治療写真

(こちらの写真はthermage社の提供になります)

○13ボディサーマクール1.jpg

お腹のたるみ・しわ治療前     おなかのたるみ・しわ 治療後

 

      二の腕のたるみ・おなかのたるみ治療はDRとねがわクリニック

ボデイーサーマとは

サーマクールチップの変遷

サーマクールの歴史は、トリートメントチップの開発とともにあります。これまでもチップの開発によりサーマクールの技術も進歩し、より安全で確実な治療法として確立してきました。

 2006年にはRF到達震度が皮膚の浅いところに限定されるアイサーマチップが開発されて、今まで治療が不可能だった瞼への照射が可能になりました。これにより、目の下のしわ治療、くま治療。上瞼のたるみ、軽度眼瞼下垂が治療可能となりました。

 2007年には逆に皮下脂肪までしっかりと収縮することで、セルライトの改善やボディラインを整えることも可能にするセルライト用チップが開発されました。これにより二の腕や腿のセルライト下腹部や尻のセルライト退治がサーマクールで可能になりました。 

 また、セルライトチップの開発より以前には ボディー専用のサーマクールチップも開発されています。これにより二の腕のたるみ改善、お腹のたるみ改善などができるようになりました。バストアップやヒップアップへのより高い効果も期待できます。

 サーマクールには、スキンケア効果もありますので女性が気になる部位、例えばデコルテや首から背中のスキンテクスチャーとしての治療メニューも出現しそうです。
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たるみ改善 男性症例です

 たるみ治療の男性症例です  たるみを気にして治療を希望される方は女性ばかりではありません 男性でもたるみ治療をご希望されるい方は大勢います そういった方の大半は手術を望みません 手術をしてまでたるみを治したくはないのです 「手術をしないでたるみを治したい」 男性の方は切らない治療を望みます

 

Drとねがわたるみを切らずに治す男性症例写真1

○たるみ治療写真5-1.jpg○たるみ治療写真5-2.jpg

こちらの方はラジオ波による切らないたるみ治療を行いました 施術時間は30分弱です もちろん 切る治療(手術治療)ほどの効果は望むべくもありませんが 切らずにこの程度たるみが改善できれば 十分満足いただける結果ではないでしょうか

 

Drとねがわたるみを切らずに治す男性症例写真1−2

○たるみ症例写真6−1ラジオ波療法6-1.bmp○たるみ症例写真6−1ラジオ波療法6-2.bmp

まぶたのたるみを治す最新の治療法ラジオ波のアイサーマという方法が開発されました

まぶたは皮膚が薄いため今までラジオ波治療が困難でしたが うすい皮膚で治療できるラジオ波が開発されたのです この男性もアイサーマを行いました 

上まぶたのたるみが改善されましたね

    

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たるみ解消

Dr.とねがわたるみ治療症例写真7

○たるみ症例写真7-1 目の下のたるみ 7-1.jpg○たるみ症例写真7-2 目の下のたるみ 7-2.jpg

目の下のたるみ (くま)を切らずに治すのはどうすればいいのでしょう 皮膚のたるみはフラッシュラジオ波で治します 肌に張りをだして細かいしわを改善してあげるのです それでも目立つたるみくまはフィラーや血小板で修正すると非常にいい結果が出ます 上の写真を見てください 目の下のクマが目だなくなっていますね 切らずにここまできれいにできます

 

 

Dr.とねがわたるみ治療症例写真8

○たるみ症例写真8法令線8-1.jpg○たるみ症例写真8 法令線8-2.jpg

法令線の治療です 鼻の横から口のわきにつながる溝を法令線といいます ここを治療するには何といっても注入療法がお勧めです 5分の治療で上の写真のようにすぐさま効果が期待できるのです 注入剤にはヒアルロンサン コラーゲンがあります 最近ではいろいろな会社からいろいろな種類のヒアルロンが発売されており それにより 持続期間も改善されてだいぶ長くなってきました 顔のしわには注入療法が有効です

 頬 のたるみによる法令線はた頬のたるみを改善するだけでもだいぶ違います ラジオ波で頬を引き締めてあげるといいです

目の下 まぶたのたるみにはやはりラジオ波治療が効果があります ラジオ波は 毛穴の引き締め効果もあります 肌に張りを出してたるみ解消するにはラジオ波療法 法令線のような深いしわはラジオ波に加えて 注入療法がいいでしょう 

 

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たるみを切らずに治す

たるみを治すにはフェイスリフトと呼ばれる手術で皮膚を引き上げるのが手っ取り早いのですが かなり大がかりな手術になりますので 簡単にやるわけにはいきません

手術まではしたくないけど たるみ解消・改善したい そんなご希望をかなえる施術が最近では可能になりました フラッシュ光線レーザー療法や フラッシュフラクショナルレーザー療法 フラッシュラジオ波療法が たるみ改善に有効な治療法です

 私が施術した症例写真をお見せします

 

DR.とねがわ治療たるみ症例写真 1

○たるみ症例写真1-1.jpg○たるみ症例写真1-2.jpg

たるみ改善した症例です フラッシュ光線療法のみを半年間継続(1か月おき)だけでかなりたるもが改善してきました  のたるみ 目の下のたるみが改善されているのがわかると思いますい まぶたのたるみを改善した場合はアイサーマという方法を用いればさらに効果を出すことができます  

 

 

Dr.とねがわ施術たるみ症例写真2

○たるみ写真2-1.jpg○たるみ写真2-2.jpg

 たるみ改善目的にてラジオ波療法を施術した症例です 1回のみのラジオ波治療ですが たるみはかなり軽減されています おたるみ取り治療で切らずに治したい場合はラジオ波療法が最も効果が高いと言われています たるみの原因である コラーゲンの減少を補い コラーゲン靭帯と呼ばれる皮膚に張りを出すじん帯を引き締めて 肌に張りを出します 


Dr.とねがわ たるみ治療症例写真3

○たるみ写真3-1.jpg○たるみ写真3-2.jpg

 こちらの写真はラジオ波治療を行った 施術前〜施術直後の写真です ラジオ波治療は施術した直後からお肌が引き締まる即時効果と、施術後徐々に肌が引き締まってくる遅延効果 の2層効果があります 遅延効果は約半年間かけておが引き締まってくると言われています 

 ・即時効果は熱作用による一時的なたんぱく変性、コラーゲン収縮作用です 

 ・遅延効果は熱作用をうけた生体防御反応によるコラーゲン再構築作用によるコラー ゲン造成作用です 

 ラジオ波療法は厳密に言いますとたるみ治療ではなく スキンタイトニングと呼ばれる 皮膚引き締め治療です 皮膚を引き締め お肌に張りを出すことによってしわ・たるみを治すのです 化粧品で隠しきれない目元・目の下・顎のしわ対策に ラジオ波は有効です

 

Dr.とねがわたるみ治療症例写真4

○たるみ治療写真4-1.jpg○たるみ治療写真4-2.jpg

 こちらの症例の方はフラッシュラジオ波療法による しみ・しわ・たるみ治療を行った方です 目の下しわたるみが解消されているのがわかりますね

フラッシュ光線は3回ほど ラジオ波は1回行っております 

フラッシュラジオ波療法はフェイスラインの引き締め効果があります 目の下の肌のたるみを治すと同時に毛穴の引き締め効果もあります にきび予防効果もあります

    たるみ解消はDrとねがわクリニック

しわ取り

しわとり治療

Drとねがわ治療症例写真1

目元しわ 目の下のしわをなくすにはどうすればいいか?

 

 目元しわ治療前              目元しわ治療後

皺Before.jpg,皺After.jpg

  Drとねがわによる目元しわ治療はフラッシュ光線療法を基本として

フラッシュRF療法やフラッシュレーザー光線療法、フラッシュフラクショナルレーザー治療などを組み合わせて行います

 

 

         目元しわ治療  目の下のしわ

Drとねがわ施術症例写真2

○しわBefore.jpgl○しわ After.jpg

 Drとねがわによる目の下のしわの治療前後の写真です

 この方はフラッシュレーザー光線療法で治療しました

治療前は目の下のくま・しわが老けた印象を与えていましたが、治療によりくま(たるみくま)が改善肌に張りも出て若返っていますね

 

 

目の下のしわ=くま治療

Drとねがわ治療症例3

○しわ くま 111Before.jpg.○しわ くま 11After.jpg

  目の下のしわ(くま)治療前    目の下のしわ(くま)治療後

この写真の方は目の下のしわ くまを気にされて治療ご希望されました 法令線の治療も同時に行いました

フラッシュ光線療法を基本として PLT療法も併用しています

 

 

いわゆるしわ治療(頬のしわ)=加齢によるしわ

DRとねがわ治療症例4

○しわ 治療Before.jpg.○しわ 治療 After.jpg

こちらも私が治療した方の治療前・後の写真です

頬のしわを気にされて来院されました 加齢変化によるしわの症例です

こちらの方はシンプルにフラッシュ光線のみを行っております

継続することにより しだいに肌に張りが出て しわが改善されます

 

 

Drとねがわ施術症例写真5

頬のしわ 毛穴治療

○しわ2Before.jpg..○しわ2After.jpg

 50代女性の方ですが 頬のたるみ・しわ・毛穴の開きを気にされて来院されました

フラッシュ光線療法の継続治療にて、肌に張りが出てたるみ・しわが改善されてきました ゆっくり 肌に負担なくしわ・たるみを治すなら フラッシュ光線療法の継続治療はいい選択になります

 

     しわを治したいならDR利根川クリニック

目の下 しわ 目元のしわ

目の下しわ取り 治療写真

Dr.とねがわ治療症例画像1(フラッシュレーザー+自己多血小しわ板治療)

    目の下しわ 治療前             目の下しわ治療後

しわしわBefore.jpg○目もと しわ2After.jpg

目の下しわを治療するのはそんなに難しくありません 一番早く簡単に行うには注入をすることです ヒアルロン酸コラーゲンををしわに注入してあげればいいのです

血小板を注入する最新の方法もあります 自分の血液を使いますから安心ですね

上の写真は私が治療した目の下のしわ症例ですがフラッシュ光線血小板治療を行っています

 

目元しわ しわ取り 治療症例写真

Dr.とねがわ治療症例(フラッシュレーザー+フラッシュフラクショナルレーザー治療)

   目元しわ取り治療前              目元しわ取り治療後

○目元しわ 1−11.jpg○目元 しわ 1−22.jpg

目元しわ治療です 40代男性ですがこの方は フラッシュフラクショナル療法を行いました

フラッシュFR療法とも呼ばれるこの方法は フラッシュレーザー光線療法と フラクショナルレーザー療法を組み合わせたコンビネーション療法です 肌そのもが若返って張りが出ますので 若返り療法として有効です アンチエイジング療法ですね

 

 

目の下しわ治療症例写真3

Dr.とねがわ治療症例(フラッシュ光線+フラッシュラジオ治療)

○目元 しわ 治療写真2Before.jpg/○目元 しわ 治療写真2after.jpg

ちりめんじわと呼ばれるような 細いしわは 皮膚の乾燥から生じることがります

フラッシュレーザー光線療法で皮膚の再構築をしてあげますと 以外にすっきりとしわが改善されるものです

 上の症例は 私が治療したしわを気にして来院された方の写真ですが 気にしていた 目元頬のしわがすっきりとしました

フラッシュ光線ラジオ波療法を行っています

 

 

目元しわ取り治療  症例写真4

Dr.とねがわ治療症例(フラッシュRF療法+フィラー療法)

  目元しわ治療前               目元しわ治療後

 ○目元しわ3 Before.jpg○目元しわ3 After.jpg

目元のしわ治療の症例です RF治療で肌に張りを出しました そののちに 目立つしわにコラーゲン注入を行っています 目元しわ治療には注入療法が有効です

 

 目の下しわとり治療

Dr.とねがわ治療症例(フラッシュRF+自己多血小板療法)

  目の下しわ治療前               目の下しわ 治療後

○目元 しわ 写真Before.jpg..○目元 しわ 写真 After.jpg

 このようなこまかーいしわの治療にはまずはフラッシュ光線療法 次にラジオ波療法 最後に注入療法といった具合に段階的な治療の選択が必要です 写真の症例の方は私が最初から治療している方なのですが 見た目にはほとんどわからない細かいしわを気にされていました まだ30代のお若い方です ステップ治療でしわがほとんど気にならなくなりました

 

目の下 目元しわ取り治療  症例写真5

Drとねがわ治療症例写真(フラッシュレーザー光線療法+フラッシュRF療法 +血小板)

    目元 目の下しわ治療前        目元 目の下しわ治療後

○目元 しわ1B efore.jpg.○目元 しわ1After.jpg

 目の下しわに対して まずはしばらくフラッシュレーザー光線療法を続けたのち フラッシュRF治療を行いました 最後に自己多血小板血漿注入療法を行っています ここまでやりますと 切らずに若返り アンチエイジング治療が可能になります

手間と時間はかかりますが 手術をしたくない方にはいい選択肢といえます

 

         目の下 目元のしわ治療はDR.とねがわクリニック