イオン導入 イオン導入とは

イオン導入とは

イオン導入(イオントフォレーシス)とは微弱電流によって電荷をもつ物質(イオン)を皮膚の中に効果的に導入する方法です。最も導入されやすいのは水に溶けてイオン化するもので電荷が強く、分子量が小さい物質といわれています。ビタミンCなど、そのままでは皮膚に浸透しにくい成分を、効果を保ったまま皮膚の奥まで届けるのに効果的な方法として、多くのクリニックで使われるようになってきました。

ビタミンCイオントフォレーシス

 現在イオン導入(イオントフォレーシス)で最もよく行われているのがビタミンCの導入です。ビタミンCは肌表面に塗るだけではほとんど皮膚に入っていきません。そこでビタミンCが水に溶けるとマイナスの電荷を持つ(イオン化する)ことを利用してイオン導入を行います。

 イオン導入器の電極をマイナスにセットし、水に溶かしたビタミンCを塗布した肌へ接触させると、マイナス同士で反発したビタミンCが、プラスに帯電した肌の方へと移動していきます。
イオン導入図.jpg
 そうすることでビタミンCは肌の奥まで浸透し、その浸透力はただ肌表面に塗るだけと比べると約20倍にも達するといわれています。

 有効な回数や頻度は個人差もありますが、1週間に1度の施術を3〜4回繰り返すと効果がでてきます。
ビタミンCのイオン導入はお肌に乾燥傾向が出ることがありますので、その場合は保湿を心がけてください。

 微弱な電流ですので、電気刺激に敏感な方も施術を受けることができます。ただし、ペースメーカー等ご使用の方は適応にならない場合があります。

 クリニックでの美容医療において、イオン導入はケミカルピーリングなどと併用されるケースが多く、特ににきびにきび跡の色素沈着、また肝斑くすみの治療にもよく使われます。

 日光黒子の治療にはレーザートレチノインが主に行われていますが、時間をかけてでもマイルドな治療を希望する方にはイオン導入が適しています。

 また、レーザー治療、IPL治療の併用療法、後療法としてイオン導入を用いることも非常に有効です。

 当院ではイオン導入に用いる溶液にアミノ酸アミノ酸誘導体(保湿)、レチノイン酸トラネキサム酸プラセンタ(美肌効果)などを用いております。