従来はQスイッチレーザー(ルビーレーザー、ヤグレーザー等)で治療していました。その際の治癒率は30%と言われていました。
すなわち、3割の人が完治、3割の人が一度は取れるけど再発、3割の人が取れない
といわれており、あまり成績のいい治療法ではありませんでした。それくらい、扁平母斑は治すのが難しいとされています。
わたしは、扁平母斑に対してはレーザーではなく、I2PL、またはIPLを使用しています。レーザーほど、ピークパワーが高くないので、リバウンドが少なく、再発率が低いです。かさぶたにもなりませんので、治療後もお化粧もできて、人に気づかれることはありません。
症例写真です。シミに見えますね。扁平母斑というあざの一種です。これもなかなか一筋縄ではいかない色素班で、治療する医師の力量が問われます。 レーザーでもI2PLでも治療できますが、I2PLのほうが、りバウンドが少ないですね。
