かんぱんとは 肝斑とは

かんぱん 肝斑とは かんぱん・肝斑 治療 画像200.jpg

 まず左の写真を見てくださいね

これが典型的なかんぱんです

左右対称に茶色いもやっとシミが チョウが羽を広げたように広がっています

かんぱんは おでこ 頬 口周囲 鼻にできることが多いです

瞼にはできません

ほぼ左右対称にできるのが特徴です

日によってかんぱんの色がうすくなったり

濃くなったりすることがあります

生理前に色味が変化することがあります

このことからわかるように カンパンには女性ホルモンが関与していると考えられています

 

    典型的なかんぱん画像

 

最近テレビCMでかんぱん肝斑という言葉をよく聞きますね

ちょっと前まではこんな言葉聞いたことがなかったですね

かんぱん(肝斑)って いったいなんでしょう?

 

トランシーノという薬のTV−CMでかんぱんという言葉がでてきますよね

かんぱんとは肝斑と書きますが

肝臓の病気とは関係なくシミの名前です

肝臓が悪いからできるシミと勘違いされている方もいますが

まったく関係ありません 肝臓の色に似ているから

肝臓みたいな色をしている斑点(しみ)ということで

肝斑(かんぱん)とよばれます

かんぱんしみの一種です

 

 

      かんぱん 画像

かんぱんとは 画像.jpg

 このようなかんぱんのタイプもあります

頬を中心に広い範囲に広がっています

よく見てください

眼の下にしっかり境目がありますよね

ちょうど パンダの逆のような模様になっているのがわかると思います

カンパンは不思議なことに目の周りにはできません

うわまぶた したまぶたとも

ちょうどメガネで隠れる部分にはできないのが特徴です

これはカンパンを見分ける大きなポイントです

 

両頬に薄くもやっと広がるシミがかんぱん 

 

かんぱんとは

じつは しみの40%ともいわれる

よく見かけるしみなんです

  今までは「治療法がない」と言われていた

医学的には治しにくいしみが注目される理由とは・・・・?

 

かんぱん肝斑は治せるしみになったからです

フラッシュ光線療法+トラネキサム酸が有効です

 3年前までは肝斑かんぱんは あきらめるしかないシミでした

ですから かんぱんができたら最後 「治りませんねー」といわれておしまいでした

ところが ここ何年か1〜2年前から 

かんぱんは治る 肝斑治療可能なしみであるという 風に変わりつつあります

 

かんぱんにはフラッシュ光線療法という治療法が非常に有効です

フラッシュ光線療法にくわえトランシーノの成分でもある

トラネキサム酸という成分を内服するとさらに効果が高くなります

 

 

     かんぱん画像

かんぱん 画像 目の下直線.jpgこの写真のように 全体的に広がるのではなく

線状にできるかんぱんも多いです

両ほほに さーっと筆で書いたように茶色いシミがありますね

これがカンパンです

しかもこの症例の場合は

かんぱんに丸いしみ(日光性色素班)も合併しています

こういった症例はかんぱんとわからずやみくもに

シミ(日光性色素班)の治療をすると

かんぱんはかえって濃くなります

どうしたら かんぱんが治るのでしょうか

フラッシュ光線療法 トラネキサム酸の併用

これが 現代医学では最高の治療法です

私の経験上ではこの方法がかんぱん治療ではベストな治療法です

 

かんぱん治療をするなら  フラッシュ光線療法が 最も有効な治療法です

 

 

       かんぱん 画像

かんぱん 目の下タイプ.jpg

眼の下にすじ状にしみができていますね

これもかんぱんです

実はこのタイプの方は以外に多いのですが かんぱんと気がつかずに治療されて悪化してることが多いですね

ちょっと 一目でわかりにくいタイプのカンパンですから注意が必要です

もちろん この場合もレーザー治療は禁物です かえって悪化してしまいます

フラッシュ光線療法で徐々に根気よく治療するのがいいですね

 

     

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