しみとは
医学的には、老人性色素班、日光黒子と言われます。
皮膚の比較的浅い部分(表皮)にメラニンがあることが多いですので、適切な治療をすれば、かなりきれいに取れます。Qスイッチレーザーや IPL I2PL が適応になります。フラッシュレーザー光線療法というDR.とねがわオリジナルのコンビネーション療法が最もお勧めです。以下、フラッシュレーザー光線療法によるしみの治療例をご紹介します。
症例写真1(多発するしみ)
このように顔全体に、シミが多発しているタイプの方はわりと多いですね。こういった方の治療は、レーザー
では追いつきませんし、ダウンタイムがひどすぎて、日常生活にさしつかえがあります。
フラッシュレーザー光線療法の最もいい適応です。
症例写真2(細かいしみ):細かいシミが顔中にある方は顔がくすんで見えます、そばかすが子供の頃からあって、日焼けを繰り返してしまった方に、このようなシミ、くすみの方が多いですね。やはり、レーザー治療では無理ですので、フラッシュレーザー光線が治療適応になります。
症例写真3(丸いしみ):この症例のように、単発のシミ(老人性色素班)はレーザでも、フラッシュ光線でもどちらでも取れます。ただし、レーザー治療の場合は。黒くなったり、リバウンドがでる(かえって黒くなる)ことがあるので、フラッシュ光線のほうがお勧めですかね。一番いいのはフラッシュ光線とレーザーを組み合わせた、フラッシュレーザー光線療法です。
症例写真4(大きなしみ):左こめかみのシミです。フラッシュレーザー光線治療(I2PL レーザー)できれいに取れています。
症例写真5(大きなしみと細かいしみの混在タイプ):大きなシミと小さなシミが混在した状態です。一般的にシミはひとつではなくこのように多発することが多いですね。このような皮膚、シミにはフラッシュ光線(I2PL+IPL)が最もいい適応です。顔全体を治療することにより、選択的にシミが消えますし、肌の状態が良くなり、美肌、美白になります。
症例写真6(くすみ):顔全体のくすみですね。赤ら顔の症状もあります。にきび跡のケアが悪く、間違ったスキンケアを繰り返すとこのような肌になります。悪循環に陥った肌は、フラッシュレーザー光線療法(I2PL IPL レーザーコンビネーション療法)でスキンケア治療する必要があります。半年ほどで、色白、美白、美肌、卵肌に生まれ変わります。
症例7(若い方のうすいしみ):チョット解りにくいですが、目の下〜ほほにかけてのうすいシミがある方です。まだ28歳と若いですが、シミが増えてきたとことを気にされ、クリニックを受診されました。うすいしみは治しやすいと皆さん勘違いされていますが、まったく逆で、うすいシミほど治療しづらいのです。レーザー治療はかえって濃くなってしまうタイプのシミですので、注意が必要です。フラッシュレーザー治療で徐々に治療、うすくしていくのが望ましいです。
症例写真8:(かんぱん・肝斑):これは肝斑(かんぱん)です。レーザーを単純に打つことは禁忌です。治療が非常に難しいのですが、フラッシュ光線療法でいい結果を出すことができます。
かんぱんは少し前まで治らないしみと言われれていて、「かんぱんには手を出すな」と皮膚科医の間では言われたものです。最近になり新しい治療法が研究開発されるようになり、かんぱんは今では治療できるしみになりました。私は、フラッシュ光線治療でいい結果を出しています。カンパンの方は是非、私にご相談ください。
症例写真9(扁平母斑):これはちょっとシミとは違うのですが、シミに見えますね。扁平母斑というあざの一種です。これもなかなか一筋縄ではいかない色素班で、治療する医師の力量が問われます。 レーザーでもI2PLでも治療できますが、I2PLのほうが、りバウンドが少ないですね。いずれにしても再発率が高いですので慎重に治療していきますと、この方のようないい結果が期待できます。