ほくろの治療
ほくろを取る場合いくつかの選択肢があります
最もオーソドックスでどこのクリニックでも採用されているのが炭酸ガスレーザー治療によるほくろ削りです この方法はほくろを丸ごとレーザーで削り取ってしまおうという治療法です
効果は確実で1〜2回で治療も完了するのですが 皮膚をほくろを含めて削り取ってしまうため 皮膚に傷痕が残ってしまう可能性があるのが最大の欠点です
ですので わたしは ほくろ治療には炭酸ガスレーザー治療はおこなっていません
多少回数はかかりますがフラッシュ光線で徐々に自然にうすくする方法でほくろを消す治療を行っております
実際の治療例をご覧ください
フラッシュ光線によるほくろ治療
ほくろ治療前 フラッシュ光線による治療後
ほくろ治療前 フラッシュレーザー光線治療後
ホクロの切除手術をする場合のポイントは
切開線の方向です
皮膚には 皮膚割線という しわの方向があります
この線にあわせて 切開するると
傷跡がほとんど目立ちません
症例は 右耳前部のほくろです
耳前部の皮膚割線は縦方向ですから
縦方向に切開します
切開線の長さは
通常 ホクロの大きさの1.2~1.5倍になりますが
皮膚割線にあわせると
傷跡がほとんど目立たないのが
写真からわかりますね
ホクロの治療法
1 レーザー(CO2レーザー)
2 手術(切除ー縫合手術)
3 フラッシュ光線療法
4 レーザー(ダイオードレーザー、ヤグレーザー)
この4つが ホクロの治療法でしょうかね
なかでも 最も確実で傷跡が目立たないのは 手術でしょうか
ただし 麻酔をして切除ー縫合で大体15分〜20分かかります
麻酔がちょっと痛いですね
5日後には抜糸が必要です
少しわずらわしいところがありますし
手間もかかりますが
上手な形成外科医が手術すれば
結果は下の写真の通りです
大きいほくろは切ったほうが傷跡がきれいです
症例は法令線に近いところにある ほくろですが
このあたりできるホクロは手術したほうが傷跡がきれいですね
ほくろが小さくて 盛り上がりがないような場合は
レーザーも適応ですね
ホクロを見極める正しい診断力がカギですね
これは難しい症例ですね
目の際のホクロです
形成外科的テクニックを使えば
こういった難しい症例でもきれいにきれいに治療できますね
このほくろはかなり大きいですね
このタイプのホクロは Co2レーザーでも治療は可能ですが
傷跡が残ってしまう可能性があります
今回は 局所麻酔をして 切除手術を行いました
ほくろ(母斑)の手術は確実にきれいにできる方法です
ほくろの治療法にはいくつかあるわけですが
最も確実な方法が ほくろの切除手術です
ほくろを 周囲の皮膚を含めて 紡錘形に切除して
細い縫合糸を使って縫合します
局所麻酔(部分麻酔)の手術ですから 15分もあれば完了です
抜糸は5〜7日後
その間は 肌色の紙テープを傷口に貼っていただきます
入浴は可能で お化粧もできます
傷は お顔のシワと区別がつかないほど目立たなくなります
もちろん 形成外科医が手術することが前提ですがね・・・
さて 下の写真は
目に近い部位にできた 色のないほくろ(医学的には「母斑」と言います)です
これくらい大きいと レーザーで治療したのでは傷が残ってしまいます
切除ー縫合術が最適でしょうね
また 部位的に難しい部分ですので特殊な縫合法を行っています
これは 形成外科専門医にしかできない手術ですね
さて こちらの症例写真をご覧ください
右頬 鼻のわきのほくろ(母斑)です
これもかなり大きいですね
これくらいの大きさがあると
レーザー(Co2レーザー)で治療するより
切除ー縫合手術したほうが
傷跡がきれいになりますね
この症例では特に
鼻唇溝と言われる鼻から唇の外側にかけての溝(法令線とも言います)
このライン上にありますから
法令線に沿って
切開ー縫合してあげれば
傷跡はほとんど目立ちません
写真左が術前
右がほくろを切除して縫合したところです
縫合糸がみえますね
この状態のまま5日間おきます
消毒は特に必要ありませんが
傷口は清潔に保っていただきます
患者さんには肌色の紙絆創膏を貼ってもらっています
この上からお化粧すれば
傷はほとんど目立ちません
5日後の糸を抜きます(抜糸)
抜糸後1ヶ月もすれば
傷跡ははほとんど目立たなくなります
その他の治療法
フジテレビ 「ハピふる」 出演
2008年4月23日(水)毛穴について解説 ;
テレビ東京「レディース4」 「美容と爪の関係」にDr.利根川生出演
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